日本人は海外と比較して大腸がん罹患率が高い!大腸カメラで病気の早期発見を
- 投稿日:2020年3月25日
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大腸がんになる原因とは
大腸がんになる原因には、普段の食生活が大きく関係しているとされています。
特に高脂肪や高たんぱくで繊維食が不足していると大腸がんのリスクが高まるようです。具体的には、牛肉や豚肉などの赤身肉やベーコン・ハム・ソーセージといった加工肉の摂取量が多いと大腸がんの原因となるようです。
また食生活以外にも、身長が高い、体脂肪率が高い、腹部が肥満しているといった身体的特徴に加えて、飲酒や喫煙の習慣、遺伝などもがんの原因となるようです。
大腸がんの前兆や進行スピード
早期の大腸がんは初期症状があまりなく、小さなポリープがあるだけといった状況では自覚症状もありません。そのため大腸カメラなどによる検査が大きな意味を持ちます。
がんが進行すると、血便や下血、残便感などの自覚症状が現れ始め、次第に貧血や便秘、下痢といった症状が出てきます。さらに病状が進むと、便が出ない状態になったり腹痛や嘔吐が現れます。
大腸がんの進行スピードは緩やかで、数年以上の時間をかけて進んでいくケースが主です。そのこともあって早期発見と早期治療が大切なのです。
大腸カメラでポリープをその場で切除
初期症状があまりない大腸がんは、他の理由で大腸の検査をしたときや定期的な検査のときに発見されることがよくあります。そして大腸内視鏡検査を行っている際は、そのまま同時に大腸ポリープを切除することも可能です。
大腸がんは自覚情状が現れたときには既にかなり進行していることが多いので、病気を早期に発見してその場で治療ができるというのは大きな意味があります。
血縁者に大腸がんや大腸ポリープの人がいる方は、とくに定期的に受けることをおすすめします。