京都で胃カメラが痛くないからと名医というわけではない!
- 投稿日:2019年4月22日
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痛くないなら胃カメラの挿入能力は高いといえる
胃カメラの検査の際に痛いかどうかというのは、受ける人にとってはとても重要なことです。
検査が苦痛となれば、定期的に受けることも億劫になってしまいます。患者さんに痛みを感じさせずに胃カメラ検査を行える医師は、高い挿入技術を持っているといえるでしょう。
胃カメラの検査に熟練している、または内視鏡を専門にするエキスパートが医院にいるのであれば、検査を担当してもらうようお願いしてみましょう。
一番大事なのは診断能力
内視鏡検査が痛くないからといって、必ずしもその医師が名医ということではありません。どんなに挿入技術が高かったとしても、病変を見落としてしまい正確な診断に結びつけられない医師では、検査の意味がありません。
内視鏡検査で一番重要なのは、確かな観察力と診断能力なのです。そのため、検査だけでなく治療実績のある専門医を受診することがおすすめです。
経鼻カメラのほうが痛くないが経口カメラは精度が高い
経鼻カメラで検査を行う場合は、スコープが口を通らないため嘔吐反射が起きず、検査中にむせて吐きそうになることもないので、経鼻カメラを希望する人が多くみられます。
しかし、実際には経鼻カメラよりも経口カメラのほうが精度は高くなります。経口カメラの苦痛を和らげるために鎮痛剤を使用することも可能なので、より精度の高い検査を受けたいのであれば、経口カメラを使って検査を受けることをおすすめします。
内視鏡の専門医で経験豊富な人に担当してもらうのがおすすめ
内視鏡検査では、内視鏡の分野に特化した専門医を選ぶことがおすすめです。
中でも、症例をいくつも積み重ねてきた経験豊富なベテラン医師に担当してもらうといいでしょう。今までの知識や経験を元に、病変部位の特定・診断から治療、今後起こりうることの予測までを迅速に行われることが期待できます。
実績はホームページに記載されていることもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。